ラムカムヘン大学学生会、首相辞任を要求 6月28日戦勝記念塔で大規模集会を呼びかけ。

ラムカムヘン大学学生会会長のシリモンコンさんが、ぺトンタン首相の辞任を求める声明を発表し、6月28日にバンコクの戦勝記念塔(アヌサワリーチャイ)で全国の学生による大規模集会を開催すると呼びかけました。

声明の主な内容

学生会は以下のように、現政権下での深刻な政治・経済・社会的危機に懸念を表明しています。

首相辞任要求の主な理由

①経済政策の失敗

 生活費の高騰、所得減少、家計債務の急増、経済機会の不均衡を招いた。

②治安と国境管理の不明確さ

 国家安全保障に関する方針の曖昧さ。

③権力乱用を示唆する音声クリップの流出

 倫理性に疑問を抱かせ、広く社会で議論を巻き起こしている。

学生会の要求と姿勢

・現首相はもはや国の指導者として正統性を失った
・首相の即時辞任を要求
・連立与党に対しても責任を追及:「政権に残り続けることは過失への加担である」

集会の呼びかけ
「私たちは国民の声を尊重する真の民主主義のために、そして国の未来のために、全ラームカムヘン大学の卒業生・学生、全国の大学に呼びかけます。
6月28日(土)16時より戦勝記念塔にて大規模な集会を行います。ぜひ共に立ち上がりましょう」

シリモンコン会長

学生会は、「平和的な変革」を掲げながら、市民と共に立ち、真の国民主導の政治体制の構築を求める運動を続けるとしています。

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