タイとカンボジアの国境緊張高まる。フンセン上院議長が通行遮断を警告、タイ政府右往左往。

私はどこかプロレス的ものを感じずにはいられないのですが、実際どうなのでしょうか。

6月16日、カンボジアのフンセン上院議長は、タイとカンボジア間の状況について以下のように声明を発表しました。

「もしタイが明日(6月17日)までにすべての国境検問所を再開しない場合、カンボジア側もすべての国境検問所を閉鎖し、タイからの商品輸送を一切受け入れない方針をとる。」

これに対し、同日午前9時30分、ぺトンタン首相は関係閣僚を集め、タイ・カンボジア共同国境委員会(JBC)の会議結果を受けて、今後の方針を協議しました。

また、午後2時から国家安全保障会議(NSC)は関係機関とともに、カンボジアのフン・マネット首相がタイからの通信信号と電力の購入停止を発表したことを受けて、今後の対応と状況評価を目的とした会議を開催すると伝えられています。

会議で協議される主な5項目は以下の通りです。

①カンボジア向けの通信信号(インターネット)・電力の売買に関する情報
②カンボジア政府の購入停止措置に伴う対応
③カンボジア側の措置による影響評価
④関連する法律と実施上の障害
⑤今後の対応方針に関する提言

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