土管型防空シェルター? タイ・カンボジア国境衝突受け、ブリラム県の学校が防空壕避難訓練実施!

いつの時代も大きな戦争が始まる直前は、ちょっとした事件がきっかけとなっています。

ブリーラム県の国境近くにあるバーンコックカチャイ校が、先ごろ発生したタイ=カンボジア間の国境衝突を受け、生徒を対象とした防空シェルター避難訓練を実施しました。

この訓練は、5月28日にウボンラチャターニー県チョンボク峠付近で起きたタイ・カンボジア両軍の衝突を受けて行われたものです。
ブリーラム県バーンクルアット郡に位置するこの学校は、カンボジアとの国境に近く、安全対策の強化が図られています。

学校側の対応

同校の校長によりますと、バーンコックカチャイ校では定期的に避難訓練を実施しており、今回の訓練もその一環だと語ります。
保護者からは事件後、安全対策に関する問い合わせが多数寄せられたものの、校長は「避難計画と防災対策が整っているため、授業は通常通り継続される」と説明しています。

防空壕の整備

学校内に設けられた防空壕は大型のコンクリートパイプを地中に埋めて造られたもので、もともとは2011年の国境紛争を受けて設置されました。
今回の訓練を機に、防空壕の状態も再確認・補強が行われました。

45歳の地元住民は「新学期が始まったばかりで国境の緊張が高まっているため、不安が募っている」と述べ、過去には誤って飛来したロケット弾が村に落ちたこともあると語っています。

これ、ドラえもんに出てくる土管ですよね?
防空シェルターとしての効果は、あるのでしょうか。

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