侵略的外来種ティラピアで、環境保全と公益を兼ねた活気的アイデア! 受刑者も参加。

タイでは、外来種として問題視されている黒チンティラピア(Blackchin Tilapia)を活用し、地域社会と環境の両面に利益をもたらすアイデアとして、タイ料理に不可欠な「魚醤」造りが提案されています。

この取り組みは、タイ漁業局、矯正局、チャルーンポカパンフーズ(CPF)の協力により実施されています。

4県でパイロット実施、ブランド名は「Hub Poei」

2024年から、サムットソンクラーム県、サムットサコーン県、ペッチャブリー県、サムットプラカーン県の4県でパイロットプロジェクトが展開され、計2万キロ以上の黒チンティラピアが水路から捕獲されました。
これらは「Hub Poei」というブランド名で魚醤に加工されています。

また、このプロジェクトでは刑務所の受刑者が製造工程に参加することが可能で、職業訓練を通じて社会復帰に役立つ技能を身につける場にもなっています。

さらには、刑務所外でも警察官やその家族が家庭用の魚醤製造トレーニングを受けており、副収入源としての発展も期待されています。

現在、「Hub Poei メークロン」は発酵段階にあり、1年の熟成期間を経て本年中に発売予定です。

これは素晴らしい取り組みですね。
環境のためにどんどん進めて下さい。

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