タイ、チョンブリー県、偽ナンバーのベンツと拳銃所持で58歳男を逮捕。、車は闇市場で購入。

5月25日、タイ高速道路警察が、58歳の男ウィシット容疑者を逮捕しました。
容疑は、公文書偽造・使用、銃器および弾薬の無許可所持、公道での無許可銃携行などでした。

証拠として、偽のナンバープレートを装着した黒色のメルセデス・ベンツ車(プレート2枚)と、9mm拳銃1丁(実弾14発入り)を押収しています。
容疑者は、チョンブリー県、国道3号線108~109キロ地点で逮捕されました。

この事件は、ある被害者が「自分の車のナンバーが他人に無断使用され、交通違反の通知まで届いた」として警察に被害届を出したことで発端しました。
調査の結果、容疑者の車が「ナンバーを“かぶせた”車両(二重登録車)」であることが発覚しました。

その後、捜査員が該当車両を国道3号線で発見し、ウィシット容疑者に停車を命じて車両書類の提示を求めましたが、提示できませんでした。
また、車台番号が他の車両のものであることや、登録者の名前が異なること、ナンバープレートと納税ステッカーが偽造であることも判明しました。

さらに車内を捜索したところ、グローブボックスに9mmの拳銃と弾薬が無造作に置かれており、所持許可証もなかったことから、その場で逮捕となりました。

ウィシット容疑者は、「この車は2024年にフェイスブック経由で「ブラックマーケット」から10万バーツで購入したもので、登録や売買契約もしていない」と供述しています。
また、銃は他人から質入れとして預かったと話しているとのことです。

警察は、供述が真実かどうかも含め、引き続き捜査を続けています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る