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タイ雇用局「見つける・逮捕・罰金・国外退去」キャンペーン実施! 外国人不法就労者逮捕、続々。
- 2025/5/22
- 事件(タイローカル)

5月21日、労働省雇用局は、タイ人の雇用機会の保護および外国人労働者の合法的な労働整理を重要視し、対策を実施したと述べました。
この作戦の一環として、雇用局の外国人労働監視チームが現場に出動し、事業所への継続的な立ち入り検査を実施しました。「見つける・逮捕・罰金・国外退去(เจอ จับ ปรับ ผลักดัน)」という方針のもと、外国人労働者がタイ人の職を奪うのを防ぎ、公正な労働基準の確立を目指しています。
今回の取締りでは、入国管理局第1部の捜査部隊とも連携し、バンコクの以下3か所で外国人労働の状況を検査しました。
・ラークラバン区チャロン・クルン通り33の市場
・ラークラバン区の他地域
・クロンサームワー区の娯楽施設
今回の検査では、違法行為を行っていた外国人労働者15人を発見しています。
詳細は以下の通りです。
・許可された業務範囲外の仕事をしていた者:8人
・労働許可証を持たずに働いていた者:3人
・滞在許可の期限が切れていた者:2人
・労働開始後15日以内に登録しなかった者:1人
・労働許可なし+滞在許可切れ:1人
さらに、違法に雇用していた雇用主10人も摘発され、各警察署に送致の上、法的手続きが進められています。
罰則について
・外国人労働者が違法就労した場合:
5,000〜50,000バーツの罰金。国外送還および2年間労働許可の申請不可。
・違法に雇用した雇用主:
1人につき1万〜10万バーツの罰金。
再犯の場合は懲役1年以下または1人につき最大20万バーツの罰金、さらに3年間外国人の雇用禁止。
ソムチャイ局長は「今後も厳格に法の執行を行い、外国人労働者の管理体制を整備していく。すべての雇用主に法令順守を求める」と強調しました。