バンコク都市鉄道「20バーツ均一運賃」計画に待った! 財務省の法的懸念で基金一時停止。

タイ運輸省のスリヤー大臣は、バンコク都市鉄道(MRT)による80億バーツの黒字を「20バーツ均一運賃制度」の補助金に活用する計画が、財務省からの法的懸念により遅れていることを明らかにしました。

財務省が「黒字の直接利用は不可」と判断

スリヤー大臣は、MRT(タイ都市鉄道公社・MRTA)法の改正法案を閣議に提出する予定でした。
この法案では、MRTAの累積黒字80億バーツを利用して、運賃収入の不足分を民間運営事業者に補填する基金を創設することが目的でした。

しかし、財務省から「黒字をそのまま民間への補填に使うのは法的に問題がある」との指摘を受け、法案は閣議議題から撤回されたのです。

それでも「20バーツ均一運賃制度」は、予定通り9月開始

制度の遅れが懸念される中でも、スリヤー大臣は「20バーツ均一運賃」は2025年9月30日までに予定通り開始されると強調しています。

 

さあ、どうなりますかね。
やるやる詐欺は、現政権の十八番ですからね。

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