バンコク都、チャトゥチャックの地震の対策本部を48日で正式閉鎖。
- 2025/5/15
- バンコクとその近郊

5月13日、バンコク都庁はチャトゥチャック地震対応の指揮センターを正式に閉鎖し、48日間にわたる緊急対応フェーズが終了したことを発表しました。
ただし、復旧活動および行方不明者の身元確認作業は継続されるとのことです。
■ 指揮センター閉鎖の発表
この閉鎖式は、チャトゥチャック地区のJJモール内に設置された対策本部にて行われ、チャッチャート都知事、BMA職員、関連機関の代表が出席し、記者発表が行われました。
本部の運営は5月15日16時をもって正式終了し、その後、機材・物資の撤収作業が行われる予定です。
■ 被災者支援と財政面の説明
バンコク副都知事は、2025年5月2日を期限とする被災者支援申請(5万件以上)の大半が住宅修繕資材の援助申請だったと説明。
約1億7600万バーツが支援に充てられました。
災害現場では、油圧機器・発電機・切断装置を運搬するトラックにも高額な燃料コストがかかり、日平均20万バーツ相当の燃料費が発生しました。
また、以下の要望も財務省に提出し要望中とのこと。
・ボランティアや民間職員の給与補填(約50日間勤務)
・地元企業の長期道路閉鎖による営業損失補償
・初期支援金2億バーツに加え、住宅修繕・現地支出に1億7600万バーツ以上の追加支援
なんだか高すぎのような気がしますね。
また中抜き祭りが水面下で開催されていなければ良いのですが…。