戦場まで7キロ! タイ国境でカレン族の攻勢激化! ミャンマー空軍の誤爆で民家が壊滅。避難民はタイへ。

タイ北部ターク県ターソーンヤーン郡の国境向かい側にあたるミャンマー国内で、5月6日〜12日にかけて激しい戦闘が行われました。

この戦闘では、カレン民族解放軍(KNLA)とカレン国家防衛機構(KNDO)が連携し、ミャンマー軍のターンレ基地を攻撃しています。
重火器、ロケットランチャー、スナイパーライフル、無人機(ドローン)を使って昼夜を問わず空爆や銃撃が行われました。

攻撃対象となったのは、カレン州パアン県ターンレ基地(第24歩兵大隊)で、タイ側のターク県ターソーンヤーン郡メータン村から約7kmの距離にあります。
爆発音は。ターソーンヤーン郡内にもはっきりと聞こえたと伝えられています。

これに対し、ミャンマー軍はYAK-130型戦闘機を使って空爆を実施しましたが、多くの爆弾が標的を外れ、ターンレ村内の民家に着弾し、この誤爆によって多数の住居が損壊しました。

またミャンマー国内の混乱から逃れてきたミャンマー避難民(249人)が、タイ側のターク県ターソーンヤーン郡メーラ村の一時避難所(メーラ寺院)に避難しています。

この事態に対し、ラーチャマヌー部隊、ナレースワン軍、国境警備警察第34部隊などが国境沿いでのパトロールを強化し、外部武装勢力による主権侵害の防止に努めているとのことです。

日本のODA資金がミサイルになって、何の罪もない一般市民を誤爆し続けているのかもしれませんね。

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