【タイ】地震の影響でバンコクの高層コンドミニアム市場、低迷の恐れ。すでに賃貸は高層離れ。

3月28日にミャンマーで発生したM8.2の地震がバンコクにも影響を及ぼし、高層コンドミニアムへの安全性に対する不安が広がっています。
これにより、購入希望者が決断を先送りにし、今後1~2か月間の販売の減退が起こるだろうと専門家は指摘しています。

国際不動産コンサル企業コリアーズ・タイランドのパッタラチャイ氏は、

 

「消費者は建物の耐震性を最優先事項としており、市場は短期的な打撃を受ける可能性が高い。」

と指摘しています。

また、タイ・コンドミニアム協会のプラサート会長は、

 

「2007年以降の建物は一定の耐震基準を満たしているが、徹底した検査とメンテナンスが不可欠。」

と強調しています。

業界専門家は、

建築基準の強化

耐震補強への支援

消費者への明確な情報提供

といった対策を求めており、市場の回復には政府とデベロッパーの迅速な対応が鍵となると主張しています。

すでに賃貸の方では、高層物件が好きで入居したにもかかわらず、低層物件に引っ越ししたいという要望がかなり目立ち始めています。
またトレンドが変化していくことでしょう。

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