バンコク地震、空の玄関口スワンナプーム空港も大混乱。「旅行者」が空港で足止め。タクシー来ず。
- 2025/3/29
- バンコクとその近郊

3月28日、ミャンマーを震源とするマグニチュード8.2の地震がタイ全土に影響を及ぼしました。
バンコクの空の玄関口スワンナプーム国際空港では、飛行機の離発着が運休するなどの影響はありませんでしたが、空港から目的地までの陸の運送に問題が生じていました。
BTSおよびMRTは運行を停止し、多くの地域で道路交通が麻痺状態になっており、深刻な渋滞が発生していました。
3月29日 0時20分のスワンナプーム空港では、多くのタイ人および外国人旅行者が空港で立ち往生している状況が確認されています。
タクシー乗車のための整理券発券所には長蛇の列ができており、タクシーの不足が深刻化していました。
長時間待たされる乗客に対し、スタッフが飲料水を提供する対応も行われました。
一方、配車サービス「Grab」の乗車待機エリアでも、多くの乗客が詰めかけ、混乱が見られました。
体感的には、震度2か3弱程度(体験した場所にもよりますが)だったのですが、これほどまでの混乱を生み出すとは…。
これまでまことしやかに囁かれていた「バンコクに震度5の地震がきたら、高層ビルの80%は倒壊する」という説も、あながち嘘ではないのかもしれません。(諸説あり)