バンコク都知事がアソーク通りの歩道を視察。2025年半ばにも改修予定。

バンコク都知事 チャッチャート氏は、アソーク通りの歩道を視察 しました。

チャッチャート都知事は、バンコク都庁(BMA)がアソークエリアで進めるいくつかのプロジェクトについて言及しています。
具体的には、ワット・サケット(ゴールデンマウンテン、黄金の丘)近くのPhan Fa Lilat桟橋のように運河沿いの歩道を整備する計画や、アソーク通りの歩道改修が含まれる と述べました。

アソーク通りの歩道改修が必要な理由

・BTSスクンビット線とMRTペチャブリー通りをつなぐ重要な歩道であること
・周辺にはコンドミニアム、オフィスビル、大学が集まるエリアであること
・多くの人が利用するが、現状の歩道は老朽化が進んでいること

アソーク地区の歩道改修工事は2025年半ばに着工予定

都知事によりますと、現在の歩道は30年前の設計(30×30×6cmのタイル使用)で、砂地の基礎や水による浸食で崩れやすい状態 だと指摘しています。
また、キャタピラー型の歩道(敷石が並んだ形状)も老朽化 していると説明しています。

さらに、バンコク電力公社(MEA)が電線を地下に埋設するプロジェクトを予定しており、歩道改修と並行して進める計画 ですが、さまざまな問題でMEAの工事が遅れているとも説明。
そのため、BMAは最新の設計を基に、プロジェクトの遅延を防ぐために歩道改修を先行して進める方針です。

2025年7月までに施工業者を決定予定

チャッチャート都知事は、2025年7月までに施工業者を確保する予定 で、特にアクセスが困難なエリアから優先的に改修すると述べました。

「アソーク通りの歩道改修プロジェクトは計画されていましたが、責任の所在を巡る調整の遅れにより工事が進んでいませんでした。都民の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありません。しかし、現在はBMAが直接実施することを決定し、問題のあるエリアから順次改修を進めていきます。」とのことでした。

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