バンコク、世界第2位の「美食都市」に選出。by Time Out誌
- 2025/3/14
- バンコクとその近郊

3月14日、タイ政府報道官は、バンコクが世界的なライフスタイル誌「Time Out」により、「世界で2番目に優れた美食都市」 に選ばれたと発表しました。
前年の6位から順位を上げ、アメリカのニューオーリンズに次ぐ評価を獲得しました。
バンコクが高評価を得た理由
調査によると、バンコクがランクアップした主な理由は次の2点です。
①「抜群の美味しさ」 – タイ料理の豊かな風味と多様性が、世界中の食通を魅了
②「利便性とスピード」 – 手軽に高品質な料理が楽しめる環境
屋台料理(ストリートフード)は短時間で提供され、地元民にも観光客にも人気
デリバリーサービスの充実により、どこでもお気に入りの料理を楽しめる
バンコクの人気グルメエリア
バンコクは高級レストランよりもストリートフードの聖地として知られています。
特にヤワラート(中華街) は依然として最も人気のある食の名所として、バンタットン地区 はかつて閑散としていましたが、現在は「Time Out」により「世界で14番目に素晴らしいストリート」と評価されるほど活気づいています。
タイ政府の今後の方針
今回の評価を受け、タイ政府が以下の方針を進めると強調しました。
・国内産の高品質な食材の活用を促進
・タイを東南アジアの「フードハブ」にすることを目指す
・食文化を「ソフトパワー」として活用し、国際的なイメージ向上を図る
経済への影響
バンコクの美食都市としての評価向上は、観光業・食品輸出・関連産業(農業、ホテル、物流など)の成長につながり、タイ経済全体の発展に貢献すると期待されています。
まあ、庶民の文化が評されただけで、タイ政府の功績でもなんでもないのですが、なんか無理やり乗っかってきますね。
政府は、政府しかやれないことをきちんとやって欲しいのですが。