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タイのビーチリゾートで犬を放し飼いにする外国人男性に対し、ビザ取消を検討。犬に噛まれる被害続出。
- 2025/3/9
- 事件(タイローカル)

タイ・プラチュワップキーリーカン県バーンサパーン地区長は、外国人男性が飼い犬を放し飼いにし、観光客に噛みつく事件が繰り返されている問題について、県知事と入国管理局に対し、スイス人男性のビザ取り消しを提案する方針であることを明かしました。
■ 住民や観光客が被害、対策を協議
3月8日、郡庁は関係機関や被害者を集め、問題解決に向けた会議を開催。会議には警察、保健当局、地域の代表者、被害を受けた観光客や住民らが参加しました。
問題となっているのは、スイス人のマティアス氏が飼う犬。
以前から住民や観光客が何度も犬に噛まれる被害を受けており、地元行政は「犬の放し飼い禁止」と「問題の犬の一時退去」を命じていました。
しかし、マティアス氏は度重なる指示を無視し、犬を連れて浜辺を散歩し続けていたとのこと。
■ 再犯で訴追へ、住民は厳罰を要求
最近もスイス人観光客のロフ・ウェーバー氏とその友人らが、マティアス氏の犬に噛まれ警察に被害届を提出しています。
住民側はこれまで何度も対話による解決を試みましたが、改善が見られなかったため、今回は厳正な法的措置を求める姿勢を示しています。
バーンサパーン地区は、過去の違反記録や映像証拠を収集し、マティアス氏のビザ取消しを含む対応を検討するとしています。
日本では犬にリード線をつけて散歩することは当たり前のようになっていますが、タイではむしろそのようなことをしている人の方が少数派です。
したがって、犬に噛まれると言った昭和のような話が、未だに多発しています。
また犬に噛まれると、ワクチンを打っていない犬も多いので狂犬病を始めとする様々な感染病に罹患する可能性があり、最悪死に至るケースもあります。