タイ国際航空、TG341便の運航中止について説明。パイロットがエンジンに異常を検知。

タイ国際航空は、3月1日のバンコク(スワンナプーム空港)-カラチ(パキスタン)間のTG341便が運航中止となった件について説明しました。

◆運航中止の経緯

①機体異常の発見と安全対策
機体がターミナルから出発準備を進める中、パイロットがエンジンに異常を検知し、安全基準に従いターミナルへ戻す判断を下した。
この決定は、タイ国際航空の航空安全基準に則った措置であり、整備士による点検が行われた。

②乗客への対応

点検の結果、異常の修復には時間を要することが判明。
そのため、乗客にはスワンナプーム空港近郊(半径30km以内)のホテルを手配し、送迎サービスを提供。

③振替便の運航と対応

3月1日のTG341便を正式にキャンセルし、翌日(3月2日)のTG341便に振替。
乗客全員を収容できるよう、より大型の機材を使用。
さらに、乗客には空港内で使用できる食事券を提供し、入国管理関連の手続きもサポート。

◆タイ国際航空の声明

タイ国際航空は、乗客への影響を最小限に抑えるため、可能な限りのサポートを実施したとし、今回の不備について謝罪しました。

また、今後同様の事態を防ぐため、関係機関や提携航空会社と連携し、安全管理体制の強化に努めると発表しています。

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