BLACKPINKリサの影響?! スペシャルティ・タイティーの販売店が205%増。

ピークは過ぎたとはいえ、タイのカフェブームは続いています。
そのカフェブームをけん引しているのは、コーヒーだけではありません。

フードデリバリーアプリ「LINE MAN」の最新データによりますと、タイティーの人気が急上昇しているといいます。

スペシャルティ・タイティーを販売する飲料店の数は、過去3年間で205%以上増加しており、タイの消費者の嗜好が高品質なタイティーへとシフトしていることが分かります。
2024年の総デリバリー注文数は40万杯に達し、前年と比べて81%の増加を記録しました。

バンコクがトレンドの中心地

バンコクはスペシャルティ・タイティーの流行の中心であり、全国のスペシャルティ・ティー店の46%が集中しています。
これに続くのがノンタブリー県とチョンブリー県です。

スペシャルティ・タイティーは、原料の調達から提供までの全工程にこだわり、タイ産の茶葉を使用し、本格的なタイティーの風味を最大限に引き出しています。

現在、全国のタイティー専門店では、地域ごとの個性的な茶葉を厳選し、それぞれの独自の風味を生かしたドリンクを提供しています。

・チェンライ産の茶葉:フローラルな香りとベリーの風味
・メーホンソン産の茶葉:シトラスとフレッシュバターの香り
・パッタニー産の茶葉:ピーナッツバターや松の実のような香ばしい風味

「リサ・タイティー」の影響

また、世界的アーティストであるラリサ・マノバン(BLACKPINK)のプロデュースによる「Lisa Thai Tea」が、米国の高級スーパーマーケット「Erewhon」とのコラボレーションで誕生し、プレミアム・タイティーへの関心が一気に高まりました。

この影響を受け、Khiri Thai Tea、Unicorn Signature、C Promなどの有名ブランドや、タイ国内の多くの飲料店が独自の「Lisa Thai Tea」を販売し、需要の拡大に影響を及ぼしていると言われています。

 

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