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【バンコク】イラン人男性、女性バイクタクシーに性的嫌がらせ。国外脱出寸前にスワナプーム空港で逮捕。
- 2025/2/25
- 事件(タイローカル)

2月27日未明、タイを出国しようとしていたイラン人男性が、バンコク・スワンナプーム空港で逮捕されました。
この男性は、バンコク・クロントゥーイ地区で女性バイクタクシー運転手に性的嫌がらせを行った疑いがかけられています。
被害者は、40歳のバイクタクシー運転手ナムプンさん。
彼女は2月23日午後8時頃、クロントゥーイ地区のタバコ公社付近で乗客の外国人男性(中東系とみられる)から胸や体を触られるなどの被害を受けたと話しています。
ナムプンさんはすぐに大通りへ向かい警察に通報しようとしましたが、男性は引き返すよう懇願します。
一時的に応じたものの、その後も彼は嫌がらせを続け、股間に触れようとするなど悪質な行為を行ってきました。
ナムプンさんは英語の翻訳アプリを使い「女性を尊重するように」と訴えましたが、男性は無視し行為を続けます。
そこで彼女はワイヤレス(ウィタユ)通り交差点近くの警察官詰所でバイクを降り、助けを求めました。
しかし警官は不在で、周囲の通行人に助けを求めると、男性は料金を支払わずに逃走してしまいました。
その後、彼女は近くのルンピニー警察署に被害届を提出します。
男性に警察署での面会を求めましたが応じず、逆に金銭で示談を持ちかけ、嫌がらせの事実も否定してきました。
しかしナムプンさんは示談を拒否し、法的措置を求めました。
逮捕へ
警察は被害者の証言、CCTV映像、動画などの証拠を収集し、容疑者を31歳のイラン人男性モーセン容疑者と特定。
2月24日、裁判所は強制わいせつ罪で逮捕状を発行しました。
その後、同日午後9時30分頃、スワンナプーム空港の警察が出国しようとしたモーセン容疑者を拘束します。
警察は、被害者が女性であることから、夜間の取り調べを避け、翌朝に正式な尋問と法的手続きを進める方針だと述べています。