マツダ、タイに50億バーツ投資。マイルドハイブリッド B-SUV の生産拠点を設立。

マツダは、タイに50億バーツ以上を投資し、マイルドハイブリッド(MHEV)B-SUVの主要生産拠点を設立する予定です。年間10万台を生産し、日本やASEAN諸国を含む海外市場にも輸出します。

マツダの毛籠勝弘CEOが、今回の計画を発表しました。

これはタイ政府が2024年12月にEV生産支援策を承認したことを受けたもので、MHEVの物品税率は10~12%に引き下げられ、2026年から7年間適用されます。

毛籠氏は、「この投資は、タイをEV生産の中心地とする国家政策を支援する」と述べています。
工場では車両の組み立てに加え、エンジンやバッテリーなどの主要部品も生産予定しており、2027年の稼働開始を目指し、新技術を支える国内部品サプライヤーの育成にも注力していきます。

EVボードのMHEV支援策

タイ政府が掲げるMHEV支援策の主な条件は、以下の通りです。

・CO2排出量が120g/km以下であること(100g/km未満:税率10%、101~120g/km:税率12%)。
・2024~2028年に50億バーツの追加投資が必要。
・主要部品はタイ国内で生産・組み立て、2026年以降は国内製バッテリーを使用。
・先進運転支援システム(ADAS)の6項目のうち4項目を搭載。

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