タイ政府の呼びかけ、むなしく。タイ北部で森林火災が急増、ペッチャブーン県が最も深刻。

タイ政府は何をやっているのでしょうか。

タイ北部では森林火災が急増しており、17県で合計401カ所の火災発生地点(ホットスポット)が確認されたと、第3地域森林火災管理センターが発表しました。

特にペッチャブーン県の被害が深刻で、82カ所の火災が確認され、県全域に広がっています。

ペッチャブーン県の火災状況

最新のデータ(2月13日午前7時発表)によると、火災の発生場所は以下の通りです。

・森林保護区:32カ所
・土地改革エリア:21カ所
・農地:15カ所
・保護森林:11カ所
・コミュニティエリア:3カ所

2月1日以降、ペッチャブーン県全体で累計587カ所の火災が発生しており、特に土地改革エリア(198件)、森林保護区(161件)、農地(109件)で多発しています。

特に保護地域内での火災が多発していることは、森林資源の保護と火災管理の難しさを浮き彫りにしています。
火災の原因は現在調査中で、森林火災管理センターからの最新情報が待たれます。

写真はイメージです

 

ペッチャブーン県当局は、違法焼却の取り締まりを強化していると主張しています。
同県知事は、「焼却をやめて、夢を叶えよう」キャンペーンを開始し、住民の意識向上を図っています。

その程度では、知ったところで誰も耳を貸しません。
これまでと同じです。
悪事を止めるには、悪事が罰則よりも得だと感じさせては効果がありません。
悪事をして捕まれば、一生の大事になってしまうと認知させなければ、だれも見向きはしないのが人間です。

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