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パタヤ近郊の高級住宅街は、中国人経営の闇金組織のアジトだった! 中国人12名逮捕。
- 2025/2/9
- 事件(タイローカル)
チョンブリー県パタヤ近郊にある高級住宅が、違法なオンライン闇金グループの拠点として使用されているとの情報を受け、チョンブリー警察と入国管理局が2月7日に家宅捜索をおこないました。
捜査の結果、中国人12名(男性11名、女性1名) を逮捕しました。
このうち2名はオーバーステイが発覚しています。
容疑者らは、観光ビザや学生ビザを所持していたと伝えられています。
さらに警察は、邸宅からパソコン10台、携帯電話61台、複数のパスポート、電子キャッシュカード、現金を押収しました。
違法貸付の手口とは?
容疑者の1人は警察の取り調べに対し、オンライン貸付業を行っていたと自供しています。
この住宅の家賃は月額15万バーツで、2024年8月から会社が支払っているといいます。
主な業務はWeChatアプリを通じて顧客に連絡し、貸付を勧誘することでした。
貸付額は2,000~3,000元(約10,000~15,000バーツ) で、金利は30%。
従業員は月給約2万バーツに加え、成約ごとに歩合給を受け取っていたといいます。
容疑者らによると、彼らは約5年間ドバイ(UAE)を拠点に活動していましたが、生活費の安さを理由にチョンブリーへ拠点を移したと供述しています。
容疑者らには、労働許可証なしでの就労およびビザ超過滞在の容疑がかけられています。
警察は押収したパソコンや携帯電話のデータを分析し、国際的な違法貸付組織の首謀者やリーダーの特定に向けた捜査を進めると伝えられています。