バンコク、ホームレス・物乞いの数が最多。社会開発・人間安全保障省が報告。

タイ社会開発・人間安全保障省(MSDHS)によると、バンコクは依然としてホームレスや物乞いの数が最も多い都市であることが明らかになりました。

ワラウット社会開発・人間安全保障相は、「物乞いにお金を渡すことは問題の解決にならず、むしろ助長するだけだ」と述べ、市民に対して物乞いを見かけた際は通報するよう呼びかけています。

2025年1月、人間安全保障緊急対応センター(HuSEC)は13,756件の支援要請に対応しています。
そのうち3分の2は女性からの相談でした。

主な相談内容は以下の通りです。

・経済的困難
・家庭内トラブル
・ホームレス問題

暴力問題も依然として深刻で、1月の報告件数は269件にのぼりました。
そのうち208件が女性に対する暴力でした。

暴力事件の発生が多かった地域:

  • バンコク

  • ノンタブリー

  • ナコンシータマラート

家庭内暴力は、働き盛り世代、子ども、高齢者に特に多く発生しています。

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