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タイ人女性100人がジョージアで監禁状態に。「卵子農場」で毎月手術で卵子を摘出。
- 2025/2/4
- 事件(タイローカル)
これは大事件です。
タイの「パウィーナ女性・子ども財団」は、タイ政府に対し、ジョージアで違法な「卵子農場」に監禁されている約100人のタイ人女性の救出を求めるよう要請しました。
これらの女性たちは「合法的な代理出産の仕事」と騙されて渡航したところ、実際には監禁され、卵子を採取されることを強要されていたといいます。
またそれらを、拒否した女性には、最大7万バーツの身代金を支払わなければ解放されないというルールが課されていたと言います。
被害者の1人ナーは、監禁施設には4つの家があり、約100人のタイ人女性が閉じ込められていたと証言しています。
また、ナーは施設で頻繁に中国人男性が出入りしているのを目撃したと話します。
被害女性は、以下の信じられないような状況を話しています。
・代理出産の契約は一切結ばれず、毎月卵子採取手術を強制される
・違法な卵子採取はホルモン刺激を伴うため、深刻な健康リスクがある
・安全対策が不十分なため、感染症や出血のリスクが高い
ほとんどの女性は、身代金を用意することができず、卵子提供を続けるしかありませんでした。
ナー自身は、家族が身代金を支払い、2024年9月9日に帰国できたが、出発前に3人の女性が助けを求めてきたといいます。
タイ警察はインターポール(国際刑事警察機構)と連携し、2024年1月30日に3人のタイ人女性を救出。彼女たちは無事にタイへ帰国し、現在は財団の保護下にあります。
しかし、パウィーナ代表は、約100人の女性が今もジョージアで監禁されているとし、タイ政府に対し、中国当局と協力して全員の解放を目指すよう強く求めています。