タイ北部の商業ビルで火災。3人の子供を逃がしたあと、父親は…。

2月2日午後1時、タイ北部・ランパーン県にある商業ビル4棟で火災が発生したとの通報がはいりました。

現場は2階建ての商業ビル4棟で、1階部分が商品販売店舗、2階部分が住居として使用されていました。
火元は2棟目の2階から発生し、消防車3台による消火活動が行われました。
火の勢いが強く、周囲の建物への延焼が懸念されたが、消防隊が迅速に対応し、被害拡大を防ぐための活動が続けられました。

しかし、52歳の男性1名が行方不明となっており、捜索が進められました。

火災発生時、建物には父親と3人の子ども(男子2人、女子1人、年齢8〜12歳)がいました。
火は2階の部屋から出火し、父親は子どもたちを屋上へ逃がし、助けを呼ぶよう指示しました。

子どもたちは屋上へ避難した後、店舗の従業員により別の棟から無事に救出されましたが、父親は一緒に避難せず、外には出てこなかったといいます。

その後も消火活動と捜索が続けられ、父親は炎の中で命を落としているのが発見されました。
父親は火傷を負い、逃げることができなかったとみられます。

子どもたちが逃げられたのに、父親が一緒に出てこれなかったのは何故だったのでしょうか。
やけどを負って逃げられなかったと当局はみているようですが、いまいち納得できません。
現場には、もっと何かドラマがあったような気がします。

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