【タイ】バス電車キャンペーン。状況は何か変わったのか? その予算でバスをEV車に変えた方が有意義では?

また寝ぼけたことを言っています。

タイ政府が1月25日から31日までの7日間にわたり実施したBTSスカイトレインやバスなどの公共機関無料キャンぺーン。連日明らかにされていく大気汚染世界ワースト入りの状況を鑑み、政府がひねり出した案がこれでした。

タイ運輸省によれば、バンコクの自家用車利用が約10%減少し、電車の利用者数が38%増加したと主張しています。
それは、バンコクの自家用車の数にして、約50万台の減少だったと主張していますが、バンコクにお住いの方はそのような実感はございますでしょうか。
この数字はどうやって調べたものなのでしょうか。

確かにタイのかなりな数の学校(公立校)が休校となったため、親御さんによる送迎が減ったことは大きいと思います。
ただ、それは3億バーツ強とも言われる税金を投入して行った、この公共機関無料キャンペーンとは全く関係がなく、その血税を公共バスのEV車化に使った方が、どれほど効率的だったか?という声すら上がっています。

このたった一週間お試しでやったような無響キャンペーンよりも、公共バスやトゥクトゥクのEV化を進めた方が、恒久的な対策としてどれだけ有意義だったことか。

ほんと、政府のお役人って、どれだけお花畑な人で構成されているんですかね。
現実をしらなすぎるんですよね。
スクンビットソイ39にいきなり歩道作って、バンコク中を大混乱に陥れたりとか…。
結局それを立案したやつは、まだのうのうと働いていますからね。
次はどんなアホ計画を打ち出してくるのか、恐怖で震えます。

ちなみに公共機関無料キャンペーンの最終日、BTSは激込みだったようですが、道路も大渋滞でした。
そして今日も、バンコクは大気汚染世界ワースト16位でした。
以上!

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る