世界「終末時計」の針が一歩進む。人類滅亡まで89秒に。世界の指導者へ警告!
- 2025/1/31
- 編集後記
みなさんは、終末時計とは何かご存じですか?
終末時計(Doomsday Clock) は、1947年にBASによって導入された象徴的な時計で、人類が自己破壊にどれほど近づいているかを示す指標とされています。
毎年、世界情勢の変化に応じて時計の針が調整され、人類が破滅にどれほど近いかを可視化する役割を果たしています。
その世界時計の針が、動き出しました。
科学者グループは「終末時計(Doomsday Clock)」の針をさらに1秒進め、午前0時(終末)まで残り89秒としました。
これは歴史上最も短い時間であり、過去2年間、時計は90秒前で固定されていましたが、今年さらに危機が迫っていると判断されました。
この時計は、米ワシントンD.C.に本部を置く「原子力科学者会報(The Bulletin of the Atomic Scientists:BAS)」 によって調整されており、2024年版の終末時計はこの度、午前0時(世界の終焉)までわずか89秒に設定されました。
これには、以下のような要因が影響したと伝えられています。
・気候変動による環境リスク
・核兵器の拡散と地政学的緊張の高まり
・中東の不安定化による戦争リスク
・新たなパンデミックの可能性
・軍事目的での人工知能(AI)活用 による脅威
BASのリーダーである ダニエル・ホルス氏は、「今年の終末時計は史上最も短い時間を示しており、これは世界の指導者全員への警告だ」 と強調しています。
いろいろなことが限界に達し、人々はまた悲劇的な歴史を繰り返すのでしょうか。