タイ、悪化する大気汚染の中で。中国の旧正月、変化を求める声。でも首相がこれでは…。

タイメディアが「中国正月、伝統と環境問題への新たな向き合い方」という記事をアップしていますので、ご紹介します。

タイにおける中国正月は、中国系タイ人が多く住む国ならではの大きなイベントです。
毎年この時期になると、供物を買い求める人々で市場は賑わい、家庭では豚や鶏などの伝統的な料理が供えられる光景が見られます。

しかし、近年問題となっているPM2.5の深刻な大気汚染が、健康への悪影響をもたらしていることから、様々な対策が求められています。

その一環として、政府は中国正月における「お香やろうそくの点火」や「紙を燃やす儀式」を控えるよう呼びかけました。
祖先に品物や衣服を送る象徴的な行為として長く続いてきた伝統ですが、これが大気汚染を悪化させる要因になるとして見直すべきだという声が高まっています。

この提案に対しては、環境問題に配慮した正しい方向性だとの評価もある一方で、政府が根本的な問題解決を怠っているという批判もあります。
特に、工場や大規模農業による焼畑などの大規模な汚染源に対して十分な規制を行っていないという指摘が強く、政府が市民に負担を押し付けているという声も少なくありません。

お香や紙の燃焼を控えることは、資源の節約にもつながり、時代に合った慣習の変化と捉えられています。

時代の変化とともに、伝統と現代の問題にどう折り合いをつけるかが問われています。
例えば、「高額のクレジットカード1枚を祖先に送ればすべてが賄える」という新たなアイデアも、現代社会らしい柔軟な対応と言えるでしょう。

まあいずれにせよ、タイの中華人の代表とも言うべきぺトンタン首相とそれを操るタクシンがこれでは、何一つ説得力がありませんけどね。

やはり期待を裏切りません! タイ政府が「春節の供物デジタル化」を呼び掛ける中、リアル線香でお供えするご両名。

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