【タイ】どんな悲劇が起こっても変わらぬ国民意識。美人眼科医が死亡した全くの同じ場所で同じ事故。

ニュースとして報道されるケースは、ほんの一部です。

最近SNSにアップされた動画には、以前「ドクターグラタイ(うさぎ先生)」が事故に遭った同じ場所で、信号の無意味さを示す場面が映っていました。

動画には、他の車は赤信号で停車していました状態で、信号無視で走行していたバイクが、横断歩道を渡る歩行者と衝突してしまう様子が映っていました。

この事故は、1月23日午後5時頃、バンコク・ラチャテウィ地区のパヤタイ通り、タイ腎臓病院前の横断歩道で発生しました。
事故に遭ったのは、韓国人観光客の68歳の男性で、頭部を強く打ち、パヤタイ1病院に搬送されました。

バイクの運転手は軽傷で、検査の結果、アルコールは検出されなかったとのことです。

なお、この場所では、2022年1月21日に「ドクター・グラタイ」こと、チュラロンコン大学医学部の眼科医ワララック・スパワッヂャリヤクン博士が、警察官のバイクに轢かれ死亡するという悲劇的な事件も発生しており、3周年の追悼式が行われたばかりでした。

これは、タイ政府側にもタイ市民側にも責任があります。
この国ではどんな悲惨な事件(事故)が起こっても、すぐに忘れてしまい、元の不条理な日常に戻ってしまうという法則があります。
そしてまた、同じような事件や事故が起こり、お悔みを言って忘れるという、何一つ学びを知らない負のスパイラルが繰り返されていくのです。

「美しすぎる女医」がひき逃げされてから1周忌。あれからタイは変わったのか。答えは「NO」です。

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