電子廃棄物の不法処理で中国人経営のサムットサコーン工場を摘発。、押収品は1,200トン超。

2025年1月5日、タイの自然資源環境保護警察局ら操作チームが、サムットサコーン県バーンコー地区にある中古品買取業者「C.H.H.リサイクル社」を捜索しました。

同社は、許可を受けずに電子廃棄物を選別する工場を密かに運営していたとされています。

捜索の結果、工場内には電気機器や電子基板などの部品が1,200トン以上無許可で保管されていることが判明しました。
また、第3種危険物も所持しており、許可を受けていない状態で工場を設置し、事業を運営していたため、警察は逮捕に踏み切りました。

警察は、1月4日にプラチンブリー県でトラック2台が電子廃棄物を路上に落下させたことを発見したと説明します。
運転手は、匿名の依頼主からサムットサコーン県の工場に廃棄物を運ぶよう指示を受けていたと供述していました。

その後の捜査で、問題の工場が判明し、現場で証拠品を押収しました。
また工場の所有者は中国人のチャン氏で、現在は県外にいるとことが判明しています。
電子廃棄物がどこから運ばれたのかは不明とのことです。

警察は、無許可で工場を設置し事業を行ったこと、および無許可で第3種危険物を所持したことについて起訴しました。
この後、工場の所有者に対して法的措置を取る予定とのことです。

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