ナ・ジョムティエン警察、疑惑の中国人警察顧問任命について、民衆の懸念に対し回答。

ナ・ジョムティエン警察は、中国人国籍の人物を警察諮問委員会のメンバーに任命したことが、ソーシャルメディアで大きな注目を集め、タイ王国警察長官が調査を求めた件について説明しました。

ソーシャルメディア上で、中国人警察顧問のIDカードが拡散され、多くの議論を呼びました。
これに対し、ナ・ジョムティエン警察署のワッタナチャイ警察大佐は、署長には顧問を任命する権限があると説明しています。

また、任命されるのは中国人だけでなく、ロシア人やインド人も含まれており、これらの顧問は外国人観光客の調整や通訳を担当するとのことです。

「ナ・ジョムティエンは国際的な観光客が非常に多い地域です。通訳ボランティアが不可欠ですが、フルタイムの通訳を雇う予算が限られているため、外国人顧問の任命が実用的な解決策となっています」とワッタナチャイ警察大佐は説明します。

今回任命された中国人顧問は、辞任した前任者の推薦によるもので、関連する言語能力と公式業務に協力する意欲を持っていると説明されました。

ワッタナチャイ警察大佐は、顧問の役割は外国人観光客が警察の支援を必要とする際の調整や通訳に限定されており、意思決定や政策への関与は一切ないと強調しました。

この件は、直近で議論を呼んだ、サイアム大学での中国人学生向け警察ボランティア訓練プログラムとも関連している可能性があります。
このプログラムでは、参加者1人につき38,000バーツの料金が徴収されていました。

2025年1月3日、サイアム・ブーンサム警察中将は、このプログラムに関与した2名の警察官を調査のために異動させています。

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