タイ・チャイヤプームで飼い犬を殺害しその肉を販売しようとした男性を逮捕。動物虐待で起訴も即、釈放。

バンコクと地方という分け方だけでも、同じタイかと思うくらい様々な格差があります。

チャイヤプーム県で69歳の男性が、隣人のペット犬の喉を切り致命傷を与えたとして逮捕されました。
この男性は、犬の肉を調理して販売する意図があったと伝えられています。

犬の飼い主であるジャルーンさんによりますと、12月29日の朝、飼い犬(アメリカン・ブルドッグとの雑種で1歳2カ月)が見当たらなかったため探しに行くと、血を流して隣人エーの家の前で倒れているのを発見したと言います。

犬は急いで獣医の元に運ばれましたが、翌日の午前8時30分に死亡してしまいました。
その後、警察に訴えが提出されます。

逮捕後、エー容疑者は犬の喉を切ったことを認め、その肉を使って村でスープを販売しようと考えていたと供述しています。
また、その犬を野良犬だと思っていたと主張し、犬を殺して食べることが違法であるとは知らなかったと述べています。

さらに犯人は、これまでも交通事故で死亡した犬をよく食べていたと語っています。

警察により、容疑者は動物虐待の罪で起訴されましたが、裁判所への出廷を待つ間、一時的に釈放されています。

近隣住民のは、エー容疑者が犬を攻撃しているのを目撃し、犬が即死しなかったため再び喉を切ろうとしていたが、そのとき犬の飼い主が現れたため、2回目の攻撃をやめたと警察に証言しています。

価値観が違いすぎる人間と共存するのは、なかなか大変なことですが、これもタイの一面であることを知っておく必要はあるかと思います。
しかし、普段から犯罪者に対して量刑の甘いタイなので、動物虐待くらいだと痛くもかゆくもないほどの量刑なんでしょうな。
即、釈放されているし。

犯人逮捕の瞬間。何でヘラヘラしてんのかな。

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