サムイ島フェリー会社、発火の恐れを懸念しEV車両搭載禁止に。安全第一か、利便性先行か?

サムイ島のあるフェリー運行会社が、電気自動車(EV)のフェリー搭載を一時的に禁止する方針を発表しました。

この決定は、バッテリーの発熱による火災リスクを懸念したもので、インターネット上では賛否両論が巻き起こっています。一方で、別の運行会社は条件付きでEVの搭載を許可しています。

12月9日、フェイスブックで「バッテリー火災リスク」を理由に特定のフェリー会社がEV搭載を禁止する方針を発表したことが話題となりました。

この方針は、11月18日から施行されており、運行会社「ラチャーフェリー」(RajaFerryPort、ราชาเฟอร์รี่)は、バッテリーの発熱による火災リスクから、乗客の安全確保のためEVの搭載を一時中止するとしています。

ネット上の反応:賛否両論
この発表を受け、SNS上では意見が分かれました。
支持する声としては以下のようなコメントがあります:

「発火しにくいけど、万が一火が出ると消火が難しい。運行会社が利用客を選ぶ権利はある。」
「予防策として良い。問題が起きてからでは遅い。」

一方、批判的な意見も多く見られました:

「規制をする前に十分な調査をして、リスクを具体的に説明するべき。」
「ハイブリッド車やLPG搭載車もリスクがあるのに、なぜEVだけが禁止なのか不合理。」
「EVは海外から輸送されており、それより短いサムイ島間の航行で問題が起きるとは思えない。」

別の選択肢:条件付き搭載を許可する運行会社
一方、「シートランフェリー」(ซีทรานเฟอร์รี่)は、EVの搭載を条件付きで許可しています。
この場合、EVオーナーはリスクを認識した上で同意書を提出する必要があります。
会社側もスタッフによる特別な管理体制を敷き、リスク軽減を図っているとのことです。

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