9つの罪状を持つ凶悪犯をパッタニーで包囲の末、射殺。

8月2日、パッタニー県で強盗や殺人など9つの犯罪で逃亡中だった凶悪犯が、警察の包囲の末、射殺されました。

タイ政府特殊部隊は午前3時頃、ノーンチク地区のゴム農園の家にロザリ・ラムソ率いる武装勢力が潜伏しているという情報に基づき、包囲を敷きました。
包囲は日中まで続きました。
当局は、武装勢力に降伏を求め続けました。
宗教的および地域社会の指導者も現場に連れてこられ、そこにいると信じられている武装勢力に降伏するよう説得を試みました。

しかし誰も降伏しようとせず、犯人側より発砲されたため政府軍は反撃しました。

銃撃が終わり政府軍はその地域を確認すると、ロザリの死体を発見しました。 

ロザリは、少なくとも9つの罪状で訴えられています。

①2017年8月16日:ソンクラーのナタウィ地区での中古車ディーラーで強盗。
②2017年11月16日:サトゥーンのクアンドーン地区の村人を監禁。
③2017年3月1日:ソンクラーのテファ地区での仏教徒カップルに対する強盗と殺人。
④2017年4月19日:ソンクラーのテファ地区の警察基地に対する手榴弾攻撃。
⑤2018年8月30日:パッタニのコークポー地区にある電力当局の事務所に対する銃と手榴弾の攻撃。
⑥2018年1月13日:パッタニのコークポー地区にあるナプラドゥ警察署で発砲、警察官が死亡。
⑦2019年8月24日:ソンクラーのナタウィ地区での金行強盗。
⑧2019年9月14日:ソンクラーのテファ地区で車からの5.56mm弾薬の90発の所持。 
⑨2020年12月2日:パッタニのコークポー地区にあるコークポー病院の前で警察官を射殺。

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