NIDAタイ世論調査。国民投票と憲法改正に関する意識調査結果を発表。この国に民主主義は根付くのか?

タイ国立開発行政研究所(NIDA)の世論調査センターが、国民投票と憲法改正に関する世論調査の結果を公表しました。
この調査では、国民投票の基準や憲法改正への意識についての意見が明らかにされています。

◆国民投票の投票率基準(50%以上の投票率が必要)についての意見

・強く賛成:51.37%
・やや賛成:21.83%
・強く反対:15.50%
・やや反対:10.46%
・不明・回答なし・無関心:0.84%

◆国民投票の承認基準についての意見

・投票者の50%以上の賛成が必要:59.54%
・単純過半数の賛成を支持:26.57%
・棄権票を上回る過半数の賛成を支持:12.52%
・不明・回答なし・無関心:1.37%

◆憲法改正への賛否

・強く支持:27.63%
・強く反対:27.02%
・やや支持:25.34%
・やや反対:19.08%
・不明・回答なし・無関心:0.93%

◆憲法改正の方法に関する意見(改正を支持またはやや支持する694人を対象)

・条文ごとの改正を支持:78.97%
・全面的な書き換えを支持:19.16%
・回答なし:1.87%

NIDAの調査結果は、タイ国民が憲法改正や国民投票に関して多様な意見を持っていることを示しています。
特に「条文ごとの改正」が高い支持を集めている点が注目です。

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