【タイ】過半数が外国人観光客の受け入れに反対!~パタヤニュースが反論

2020年6月16日。

立場が違えば、見解も全く違う。それぞれに思惑があり、結論にバイアスがかかるのは当然であり、中立な回答など得ることはできない。日本はずっとこれに悩まされ続けている国なのではないだろうか。

Suan Dusit Rajabhat大学による世論調査によると、新型コロナウイルスが落ち着きを見せる現在においても、約過半数の人々または回答者の75.72%は、外国人観光客がタイへ入国することを望んでいないという結果がでた。彼らは外国人が病気を広める可能性があり、タイの人々が安心して国内で過ごすことが出来ないと考えているとことでした。
ただこの内容にThe Pattaya Newsは反論します。
この調査報告で注意すべきは、多くのメディアが報じたこの調査結果は、実は全国でたった1,200人に基づいた調査結果であるということです。 たとえば、パタヤの観光産業に依存している人々は、異なる結果をもたらす可能性が高いとしています。
冒頭で述べたように、海外からの観光客をターゲットにしている産業の多いパタヤ地区で調査すれば、おそらく逆の結果がでたことだろう。ただそれはあまりにも偏った結果であることは明々白々。日本なら少数意見も取り入れて欲しいということで、結局間をとったどちらにも効果がない政策しか打ち出せないのだろうが、タイのその辺りの判断はこれまで一刀両断にしてきた。もちろん、それによって救えなかった弱者もいるかもしれないが、一同共倒れは防げたはず。そして他国に誇れるほどの新型コロナ封じ込めに成功を納めた。政治に必要なのはかじ取りである。それが国を作る根幹であるからだ。これまでのタイ政府は少なくとも新型コロナ対策に対しては、そのかじ取りに誤りはなかったと思う。そのかじ取りこそがタイ言う国だからだ。
さて今後はどちらにかじを取っていくか。見ものである。

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