【タイ】読み書きが不自由な母親、弱みに付け込む知人詐欺師。貧困と家を失う危機に直面。

12月3日、あるFacebookページに、ある家族が抱える深刻な問題が投稿され、多くの注目を集めています。
投稿内容によりますと、この家族の母親が、読み書きが不自由なことを悪用され、自宅を失う危機に瀕しています。

2017年、この母親とその妹は、識字力が乏しいため、家の権利書(โฉนดบ้าน)を知人に17万バーツ(約70万円)で預ける契約を結んでしまいました。
契約期間は5年で、月々6,500~8,000バーツの利息を支払うという条件でした。

彼女たちは、これが「売却」ではなく「委託販売(ขายฝาก)」だと認識していました。
しかし、実際には権利書には「売却(ขาย)」と記載されており、事実上、家を売却した形になっていました。

7年間の支払いと突然の通告

5年間の契約期間が終了した後も、2024年まで母親は利息を払い続けなければなりませんでした。

そして2024年10月になって突然、15日以内に家を退去するよう通知されました。
母親はずっと「委託販売」だと思い込んでおり、利息を払い続けてきた理由も理解できないと訴えています。

さらに、知人は家を取り戻したい場合は1,100万バーツを支払うよう要求してきました。
この額は到底支払えないものです。
母親は毎月の利息を支払うために借金を重ね、精神的な負担から自殺も考えるほど追い詰められているといいます。

投稿者は、「どうすれば母親の家を守れるのか、誰か助けてほしい」と訴え、さらに、「母親は高齢で貧困に苦しんでおり、家を失うことで住む場所を失ってしまう」として、公平な裁定を求めています。

人の弱みに付け込んで、詐欺を働く人非人。
許せん!

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