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タイ東北部、仏像崩壊で僧侶1名死亡3名負傷。仏像建築に専門業者を使用せず。
- 2024/12/1
- 事件(タイローカル)
仏像崩壊で僧侶1名死亡3名負傷。
タイ・アムナートチャルーン県メコン川沿いにあるケンカンスーン僧院で、9メートルの大型仏像が制作中に崩壊し、僧侶1名が死亡、3名が負傷する事故が発生しました。
12月1日、地元の行政当局が現場を調査し、崩壊した仏像の残骸は全て撤去されました。
現在は基礎部分や一部の瓦礫、建設用具のみが残されています。
僧院の住職によりますと、仏像制作に関わった僧侶が「型枠を外す準備ができた」と判断したものの、住職はもう1日待つよう提案したと話します。
しかし制作者の経験を信じ、最終的にその判断に従ったとのことです。
型枠を外す際、強風により足場が仏像に接触し、崩壊を引き起こしたとされています。
亡くなった僧侶の家族には、僧院から補償が行われ、家族側も事故に対し理解を示しています。
事故後、僧院は仏像建設に専門の建築士や技術者を雇用していなかったことを明かしています。
地元警察は、現場の目撃者への聞き取りや、建築基準の専門家を招いた調査を進めています。
崩壊の原因は、制作中の仏像が十分に強度を持っていなかったことや、当日の強風が影響した可能性が指摘されています。
私の個人的見解ですが、「私は悪くない」という話し方をしているタイ人ほど、信じ難いものはありません。
そもそもの原因は、「工事に専門の建築士や技術者を雇用していなかった」ことにあるわけで、その責任は決定権者にあると言えるでしょう。
アーメン。