タイ政府、レッド&パープルラインの運賃一律20バーツを来年まで継続。損失3億バーツはどうするの?

11月24日タイ政府は、レッドラインとパープルラインの運賃を一律20バーツに抑える政策を、2024年12月1日から2025年11月30日までの1年間延長することを承認しました。

この措置は、国民の経済的負担を軽減することを目的としており、政府にとって約3億バーツの収入減となる見込みだと、政府報道官が発表しました。

各路線の予測損失額

SRTレッドライン(タイ国鉄運営):損失額は約3535万バーツ
MRTパープルライン(タイ都市鉄道公団運営):損失額は約2億7299万バーツ

この20バーツ均一運賃は、現在の与党「タイ貢献党」が選挙公約として掲げていた施策の一つで、2023年10月に国営路線で初めて実施されました。
2025年9月までに全路線へと拡大されるとも言われています。

問題は、この損失をどのように穴埋めするのか?という点です。
ただただ、借金を繰り返すだけでは、いずれ破綻します。

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