バンコクのRCAエリアで違法な中国系サロン。無許可のクリニック運営などで7名逮捕。

11月27日、バンコクもRCA(ロイヤルシティアベニュー)エリアにある違法な中国系サロン「YFサロン」が摘発され、7人が逮捕されました。

このサロンは、美容室やネイル、足マッサージからビタミン注射、顔への施術まで提供する「総合サービス」を無許可で運営しており、大胆に違法な営業をおこなっていました。

摘発の経緯
タイ警察が違法クリニックの存在について通報を受け、関係各所とともに合同捜査を開始しました。

調査の結果、このサロンが無許可で営業していることが判明し、11月27日午後5時30分に摘発が行われました。

サロンは6階建ての建物で、階ごとに異なるサービスを提供していました。
特に5階では「偽医者」が客に注射を行っていたことが確認され、多数の使用済み注射器や未承認の医薬品が押収されています。

無許可労働、不法入国などで、中国人を始め、7名が逮捕となっています。

摘発後の供述
聴取により、中国人女性のオーナーは、タイで営業許可を取得したことは一度もないことを認めました。
「中国では競争が激しいため、タイの方が利益を出しやすいと思った」と動機を述べ、施術を行っていた「医者」も実際は医療資格がなく、オンラインで購入し白衣を着用していただけであることが判明しました。

このような無許可の美容クリニックが提供する施術は、不衛生な器具や未承認の薬剤を使用しているため、顔の変形や感染症、最悪の場合死に至るリスクがあると、タイ警察は警告しています。

また、美容施術を受ける際には、公衆衛生省から認可を受けた正規のクリニックを選ぶよう市民に呼びかけています。

まあ、その認可証が偽造されているケースもあるので、タイのクリニックでの診療は危険ということです。

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