【責任問題】スクンビットソイ39に突如出現した「車線ブロック」、大渋滞の原因に。市民激おこで即撤去。

タイ在住の日本人が多く住むスクンビットエリア。
11月19日は、大荒れでした。
これは、明らかにバンコク都の失策と言えるでしょう。

11月19日、バンコク交通・運輸局(สจส. กทม.)は、スクンビット39のソイプロムチットに、突如として車線中央を分離するポールを設置しました。

ここは、道路がクランクした変形交差点となっており、また一方通行に接しており、交通渋滞が常に発生しやすい場所として地元民には有名な場所でもあります。

このポールは、2輪車と4輪車を分けるためのものですが、バンコク都の「歩行者と自転車の街」計画(2024~2035年)の一環として試験的に設置されたものでした。

しかし、これがスクンビットエリアのみならず、周辺エリアを巻き込む大渋滞を発生させたのです。

11月19日午後7時40分ごろのスクンビット39周辺の交通渋滞についての報告があり、以下の周辺道路も大渋滞が発生していると報じられていました。

  • プロンポン交差点からソイプロムチット
  • ペッブリー通り(外回りおよび内回り)
  • スクンビット通り(ナナ交差点からプロンポン交差点)
  • ラチャダーピセーク~アソーク通り
  • トンロー通り・エカマイ通り
  • アソーク-ディンデーン通り(ラマ9世交差点付近)
  • ラチャウィティ通り(戦勝記念塔周辺)
  • ラチャプラロップ通り

これらの渋滞は、プロムポンエリアでの「車線ブロック」および新しい自転車レーンや歩道整備が原因とされています。

改善策としての短期試験プロジェクト

バンコク交通・運輸局とタイ歩行・自転車交通研究所は、2024年11月から12月までの短期間、以下の4地域で試験的に道路改変を実施しています。

①プロムポン駅周辺 – ソイプロンチット
②サムヨート駅 – サオチンチャ交差点周辺
③ラープラオ71 – プラディットマヌタム通り接続エリア
④タープラ駅 – ペッカセム通りソイ20~ソイ19

本プロジェクトは、歩行者、自転車利用者、公共交通利用者がより安全で快適に移動できる環境を整えることを目的としていると当局は主張しています。

しかし現実は、この大渋滞の状況を受け多くの批判が殺到したため、この試験的な試みは一日足らずで撤去することとなります。

11月20日午前5時30分、トンロー警察は、スクンビット39のソイプロムチットでポールの撤去作業が行われ、車道はこれまで通り2車線で通行可能となったと報告しています。

バンコク交通・運輸局とタイ歩行・自転車交通研究所は、直ちに解散して下さい。
今のメンバーは明らかに想像力が欠如し、問題のあるメンバーです。
多額の税金を使用し、無駄どころかいない方がましというのが、この試験的に行われた計画の結論です。

この件で発生した大渋滞で、いらだった運転手らが、歩行者の通行をさらに危険なものにしています。
チャンと責任を取ってください。
市民生活をモルモットにする権限がどこにありますか?

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