海外逃亡中のインラック元首相「来年のソンクラーンに帰国」。タクシン・モデル発動か?!

タクシン元受刑者が、現在複数の容疑で海外逃亡中となっている妹のインラック元首相について「来年のソンクラーン祭(タイ正月)に合わせて帰国する」と発言していたことに注目があつまっています。

それを受け11月19日、タイのタウィー法務大臣が政府庁舎で、記者会見を行いました。

タウィー氏は、「現時点で公式な連絡は何も受けていない」と述べ、帰国には法的手続きを遵守する必要があると強調しました。

同氏によりますと、インラック元首相帰国の実現には、以下の手続き必要とのことです。

◆裁判所命令が必要
まず裁判所が発行する収監命令(逮捕令状)を受ける必要がある。
その後、刑務所局が法律に基づき手続きを進める。

◆女性の場合の収監先
現行の法律では、女性受刑者は「中央女性刑務所」に収監される規定がある。

◆恩赦の申請
タウィー氏は、「インラック氏が帰国後、恩赦を申請する可能性があるかどうか」について問われると、「刑務所局の規定に基づく手続きが求められる」と回答。

また、タクシン氏のケースと同様の「モデル」になるかについては、「すべては法律に則っており、特別なモデルなどではない」と否定しました。

タウィー氏は、すべての手続きが法に基づき公正に行われると強調し、政治的配慮や特例措置は取られないとの見解を示しました。

一度も刑務所に行かずに、刑期を全うしたケースなど、古今東西存在しません。

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