タイ東北地方で10年以上かけた成果がここに! 「スリン和牛」がGI認証へ。

誰が言い始めたのでしょうか。
タイの日本人界隈には、タイ人に対する迷信のようなものがいくつかあります。

「タイ人は牛肉を食べない」
ネットに書いてあることを鵜呑みにしないで下さい。

スリン県で育てられた「スリン和牛」が地理的表示(GI)認証を取得する見通しとなり、地域特産のハイブリッド和牛として正式に認定される予定だと伝えられています。

10月18日、スリン県の家畜管理局は、家畜・商業官僚、地元企業、大学関係者などを招き、GI申請の最終調整を行いました。
この会議では、繁殖方法、飼料の供給源、GI認証シンボルや品質基準など、重要な項目が議論されました。

タイ東北地方のスリン県で育てられるハイブリッド和牛は、75%の和牛遺伝子を持ち、優れた霜降りが特徴とされています。

通常28ヶ月間飼育され、肉質は6つのグレードに分けられ、1キロあたり225〜500バーツで販売されています。
高品質の部位は高い利益を生み出し、1頭で最大10万バーツの収益を上げることも可能です。

スリン商工会議所はこの取り組みを10年以上推進しており、次回のスリン和牛フェスティバルは、この地元の特産品を祝うため、1月17日から19日に開催されます。

タイ界隈は、妙に知ったかぶったり、マウント取ってきたりする輩が多いので、その中で変な迷信が生まれたのでしょうかね。
確かに昔のタイは、牛肉と言えば水牛(クワーイ)しかいなかったので、水牛の肉があまりおいしくなかったので、食べる人が少なかったということはあったかもしれません。
ただ、迷信で言われているような、宗教上の理由などというのはもうすごく稀なケースで、一部の宗教団体以外は全くそのような縛りはありません。(イサーン料理には伝統料理として、生の牛肉料理があります。)

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