タイ観光業、北東アジア市場の回復に課題。中国・日本からの観光客回復せず。

タイ観光庁(TAT)によりますと、中国や日本からの観光客がまだ完全に戻ってきていないため、今年も北東アジア市場での苦戦が続く見込みです。

TAT総裁タパニー氏は、韓国と台湾の観光収入が2019年比でそれぞれ108%、149%増となっており、観光客数は190万人と100万人に達すると予測しています。

一方、中国の観光収入は2019年比65%の3480億バーツ、日本は60%の560億バーツ、香港は88%の380億バーツになるだろうと見込まれています。

2024年の北東アジア市場全体の収入回復率は2019年比で74%にとどまると予測される中、最も増加が見込まれるのは中東市場で、2019年比166%の950億バーツに達するとされています。

第4四半期には、北東アジア市場からの到着が289万人に達する見通しで、タイへの外国人到着者数は前年比22%増の900万人、観光収入は5370億バーツ(前年比33%増)が期待されています。

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