タイの電気技師が感電死。新築の賃貸物件で起きた悲劇。

タイの電気関係は、非常に危険です。
その道のプロでも、常に見えない恐怖との闘いなのかもしれません。

10月31日午後3時、メーホンソーン県の警察署に、賃貸物件で感電死した者がいるとの通報がありました。

現場は新築の1階建て賃貸物件で、47歳の電気技師ソラウィットさんの遺体が、天井裏でうつ伏せに倒れている状態で発見されました。
遺体を降ろして検視したところ、右手に火傷の跡があり、手には電線を切断するペンチが握られていました。
医師によると、死亡してから1時間以上が経過していたとのことです。

ソラウィットさんは59歳のピラットさんと共に新築賃貸物件の電気配線工事を請け負っていました。
作業当日、二人は隣同士の部屋で別々に配線を行っており、昼食の時間になってもソラウィットさんが現れず、ピラットさんは午後1時まで待っても姿が見えないため探しに行ったところ、物件の奥の部屋で天井裏に倒れているソラウィットさんを発見しました。

ソラウィットさんは天井裏で電線を通す作業中、絶縁カバーのない金属製ペンチを使用し、ブレーカーを切らずに2本の電線を切断したため、誰にも気づかれないまま感電死したと警察は見ています。

 

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