【タイ北部】タイには、死者と一緒に映画を楽しむ風習があります。

パヤオ県タワントン地区のチェントン寺院住職であるアドゥン師と、その弟子、地元の住民たちが、出安居(オークパンサー)の夜にタワントン地区バーンノーンウィの墓地で儀式を行いました。

この儀式は、僧侶たちが墓地に住む魂に功徳を捧げ、彼らがより良い来世に生まれ変わることを祈るもので、古くからの信仰によれば、出安居の日には、亡者の魂も僧侶や人間と同様に安居を終えると信じられています。

その夜、僧侶たちは墓地で念仏を唱え、功徳を捧げ、儀式の後には墓地の守護霊や亡者たちに向けて線香を焚き、2組の爆竹を捧げました。
爆竹を鳴らした後、弟子たちは爆竹に記された数字を確認し、1回目と2回目の爆竹の数字が「50」と「212」で完全に一致したことに驚いたと伝えられています。
これは「幽霊が幸運をもたらす兆し」として注目され、参加者たちは数字を写真に収め、宝くじを購入するために持ち帰りました。

儀式が終わると、バーンノーンウィの墓地で出安居の夜を通して、幽霊と共に過ごすために映画の上映が行われ、夜通し多くの地元住民が墓地で映画を楽しみました。

 

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