現金下して5秒で取り立て。タイ貢献党の1万バーツ給付金は当初の計画から大幅変更で、問題浮き彫りに。

いよいよ、タイ貢献党が大きく掲げてきた選挙公約「1万バーツばら撒き政策」が、実施されました。
とは言え、当初から主張していた内容とは大きく異なり、現在対象となっている人々は非常に少ない一部の人で、かつ、もともと経済刺激策として掲げてきた選挙公約であり、その使用使途を限定させるため、デジタル通貨を配布する予定でしたが、それすらも風と共に去りぬで、ただの現金が配付されていました。

それが故に、当然のことながら問題が出ています。

アヌティン副首相は、ATMの前で債務者を脅す高利貸しらについて警告しました。
政府から支給された1万バーツを受け取る債務者のそばに、債権者が出待ちし、借金返済の一部として根こそぎ奪っていく姿が映し出された写真が話題となっていました。

アヌティン氏は、脅迫や強要があればすぐに通報する必要があり、これは政府の方針であると強調しました。

また、債権者が銀行やATMの前で債務者を待つ場合、警察は直ちに対応すべきだとし、一般市民を脅すことは許されないと強調しました。
「必要な借金は返済しなければならないが、例えば1万バーツを受け取ってそれを一部返済に充てることは合法的であり問題ない。」とも語っています

さらに、経済刺激策の効果について、「お金は回るもので、経済活動の一部である」と述べ、消費が経済を循環させることの重要性を強調しました。

国民の税金が、闇金などの地下経済で回っても、国は全く豊かになりませんよ。
大丈夫か、この人。

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