タイの若者グループ、ぺトンタン首相にカジノ法案へ重大な懸念を表明。まともな生活を望んでいます。

9月19日午前10時、若者たちによるグループが、ぺトンタン首相に対し、統合型娯楽施設(カジノを含む)を推進する政府の取り組みについて、重大な懸念を表明する正式な書簡を政府庁舎で提出しました。

若者のネットワークは、観光促進のために娯楽施設を急速に推進することが、特に子供や家族にとって危険な環境を生む可能性があると主張しています。
彼らは、合法および違法なギャンブルの増加が家庭の経済的不安定を招き、家族内の対立や暴力といった社会問題を悪化させるリスクを強調しました。

さらに、ネットワークは娯楽施設に関する法案の進展を停止し、合法ギャンブルを推進する政策を再考するよう政府に求めています。
また、1935年のギャンブル法など、現代の社会的課題に適合しないと考えられる古いギャンブル法の改正も呼びかけました。

加えて、これらの政策がタイ社会に広範な影響を与える可能性があることを指摘し、政策に対する世論を集めるための国民投票の実施を要請しました。

また「全国若者の日」が近づく中、首相に対して、若者の健全な発展を支援する政策、特に「エデュテインメント複合施設」の推進や、より強力な子供保護措置を発表するように強く訴えています。

本誌でも、ギャンブルを中心とした複合施設の建設は「反対」の立場をとっています。
以前にも主張いたしましたが、タイではまだこのような施設をコントロールする土壌が出来上がっていないからになります。

法律がまともに機能していないような国で、確実に犯罪者と汚職の温床になるようなギャンブルや風俗施設の建設は、この若者たちが主張するように、まともな生活をしていた市民の家庭を破壊するものであります。

シンガポールのように、法律が政府のもと厳格に機能している国でこそ、こういった施設は国民から受け入れられるものです。
今のタイ政府には「無理!」です。

若者たちのグループは、ぺトンタン首相に届くのか?
とどかないでしょうね~

 

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