ネット募金開始|アジア台風被害。国際NGO ADRAがそれぞれの国で支援展開

(ラオス北部の被災地で被災された方に水や食料を配付 撮影2024年9月10日)

2024年9月7日より、猛烈な台風11号agi/ ヤギがアジア各地に甚大な被害をもたらし、多くの人々が平穏な日常生活を失いました。

 

認定NPO法人ADRA Japan (アドラ・ジャパン、 所在地:東京都渋⾕区神宮前1-11-1 理事長:柴⽥俊生)は、暴風や豪雨による洪水や土砂崩れで、道路や橋、家々が破壊され、多くの人々が避難生活を強いられているタイ、ラオス、ベトナムで支援活動を開始しています。

 

 台風ヤギは、最大瞬間風速68m/s、中心気圧915hPaという猛烈な勢力で上陸し、ベトナムでは少なくとも179人が死亡、多数の行方不明者の捜索が続き、4万7000軒以上の家屋が被害を受けています。ラオスでは、現在わかっているだけでも982戸の家屋が損壊、タイでも広範囲にわたる被害が報告されています。

ADRAタイ支部で働くスタッフの自宅。1階は完全に浸水しあらゆるものが漂流。2階に避難中の家族とはまだ再会できていない。
タイ・チェンライ県 2024年9月11日
暴風により大きな街路樹が地面を破壊しながら倒れた。風の威力を示している。
ベトナム・ハノイ市内 2024年9月8日

現地から届く写真には想像を越える被害が写し出されており、言葉を失います。大切な暮らしを失ってしまった人々には、安心できる居場所や、温かい食事、心身のケア、そして災害を乗り越えるための希望が必要です。

 

アジア各国におけて長年、災害被災者支援に取り組んできたADRAは、各地で被災地域の情報収集と支援調整に努め、地元ボランティアにも協力を呼びかけています。

避難者に休む場所や衣類を提供しています。ラオス北部 2024年9月11日

皆さまからのご支援があれば、さらなる調査と協力のもと、各地域で被災した一人ひとりを支え、寄り添った活動をすることができます。温かいご協力を心よりお願い申し上げます。

 

ご寄付の使い道

皆さまからのご寄付は、2024年9月にアジア地域を襲った台風11号(ヤギ)により被災し、支援を必要としているタイ・ラオス・ベトナムの方々に寄り添う活動のために大切に使わせていただきます。集まったご寄付は、各支部との協議のもと適切に分配し、被災された方々の命をつなぎ、希望を届けてまいります。

 

ご寄付は、
・現地調査、支援調整、情報発信(通信費、交通費、人件費など)
・食料、水、生活必要物資(衛生用品、衣類など)の調達、配付
・現金給付
・心理ケア活動
・家屋の再建
・生計回復支援
・そのほか現地のニーズに応じた支援

など、現地で必要の高い活動のために大切に活用させていただきます。

現地の状況や募金の集まり具合に応じて、支援内容は追加・変更になることがあります。
なお、寄付金募集や寄付金管理、領収書発行・発送、活動報告などのため、いただいたご寄付の最大20%を管理運営費として大切に活用させていただきます。

 

■■■認定NPO法人 アドラ・ジャパンについて■■■

アドラ・ジャパン(ADRA Japan)は、世界中約120ヶ国に支部を持つ世界最大規模の国際NGO、ADRAの日本支部です。各国ADRA支部や国連等のパートナー団体と連携し、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに人種・宗教・政治の区別なく、紛争や自然災害の被災地また途上国において、一人ひとりに寄り添い、自立を助ける支援に取り組んでいます。

  ADRA Japanは認定NPO法人です。ADRA Japanへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

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