スリヤ運輸相、鉄道運賃20バーツ政策、2025年9月までに実施を強調。政府は年間80億バーツの損失補填。

副首相兼運輸大臣のスリヤ氏は、全ての電車路線において20バーツを上限とする運賃政策が、2025年9月までに実施されることをコンファームしました。
試験段階では、ブルーライン、イエローライン、ピンクラインが対象となっていくとのことです。

これらのプロジェクトは、タイの大衆交通機関(MRTA)の管理下にあるため、運賃の調整が可能だと大臣は話します。

現在、民間セクターのパートナーとの交渉が進行中で、政府は年間約80億バーツと見積もられる損失を補うための財政補償策を検討しています。
この補償は、複数の関係者が関与するチケット補助金基金を通じて賄われる予定とのことです。

2023年10月16日にレッドラインとパープルラインで20バーツ運賃が導入されて以来、乗客数は17.94%増加し、合計で2,086万人に達しています。
レッドラインは27.61%、パープルラインは11.53%の乗客増加を記録しており、この増加は年間約3億バーツの推定収益損失の軽減に寄与していると伝えられています。

おそらく、それ以上の多額の損失が出ていると思いますが、それについては触れられていません。
ただ、鉄道運営は国が補助していかないと、基本的には赤字体質なの事業なので、電車の利用を促す政策は悪くないと思います。

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