現場は阿鼻叫喚! サラブリーで乗りあいトラックが大事故で4名死亡。運転手は客を置き去りに?!

8月18日、サラブリー県で乗り合いトラックが6輪トラックに追突したとの事故の報告を受けました。
 
この事故で、多数の負傷者と死亡者がでています。
事故現場は、サラブリー市内へ向かうパホンヨーティン通りで発生しました。
 
事故を起こした乗り合いトラック(รถกระบะโดยสาร)には、「ウィハーンデーン運輸会社」のロゴがあり、運転手は53歳のユッタサートと特定されています。
 
トラックの荷台には、女性1人が頭蓋骨骨折で死亡しており、血が荷台に広がっていました。
負傷者は道路に散らばり、助けを求めてまさに阿鼻叫喚の光景となっていました。
 
 
負傷者はその後病人運ばれましたが、そのうち3名の女性が病院で死亡しています。
その他、6名が重傷となっています。
 
2歳の子供と共に乗車していたスカンヤーさんは涙ながらに、事故のことを語ります。
彼女は、ウィハーンデーン~サラブリー路線のバスに乗っており、乗客は運転手を含めて11人だったと語ります。
 
トラックは突然右側に駐車していた6輪トラックの後部に追突しましたが、運転手はそのまま運転を続けようとしていました。
彼女は窓を叩いて運転手に停車させ、道路に放り出された乗客たちを助けようとしましたが、車内には既に死亡した乗客がいました。
 
 
彼女はその後、救助隊員である彼女のパートナーに電話をかけ、緊急の対応を求めました。
運転手になぜ停車しなかった理由を尋ねると、運転手は「10輪トラックに迫られていた」と答えましたが、彼女は本当にそのようなことがあったか疑問だと話します。
 
地面に落ちた負傷者は4人で、即死した乗客は頭部が割れており、他の33人も病院で死亡しました。
彼女自身はショックで何をすべきか分からず、ただパートナーに電話をかけ、子供を他の人に預けて負傷者を助けようとしました。
 
6輪トラックの運転手であるブンリット・ルアビヨッド氏は、事故前に道路の右側に約15分間トラックを駐車し、電話で彼女と話していたと語りました。
その際、乗り合いトラックが突然トラックの後部に追突し、彼が確認しに行くと、乗客が道路に散乱していたと述べました。彼はできる限り助けようとしましたが、十分に対応できませんでした。
 
乗り合いトラックの運転手であるユッタサートは、サラブリ市内に入るために道路に沿ってカーブしようとしたところ、後ろから別のトラックが追い越そうとしたため、左側に避けることができず、違法に駐車していた6輪トラックを避けられずに追突したと述べています。
 
 
彼が衝突後に運転を続けたのは、急停止すると乗客が車内で跳ね飛ばされる恐れがあったためで、最終的に左側に寄せて停車したとのことです。
 
誰もがこう疑っていることでしょう。
あなた、逃げようとしたんじゃありませんか?と。
 
 

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