ついに底値か?! 円高が進み7月12日より折り返しを迎えたタイバーツレート。この先どうなる?

円安で海外旅行は…。
ここしばらく日本人に会うたびに、このような話をよく耳にするようになりました。

しかし、この動きは海外旅行を検討する人々への一抹の光明となりうるのでしょうか。

7月12日を境に急激に円高に傾いている円相場ですが、7月18日およそ一か月ぶりとなる1ドル155円台を記録しました。

しかしこれは日経平均株が一時1000円近くまで下落させる要因にもなり、簡単に受け入れられることではありませんでした。

きっかけは、アメリカのバイデン大統領が、中国で半導体事業を続ける日本企業などへの規制強化を検討しているとの一部報道によるものだと言われています。

また円高が進んだ要因としては、先日暗殺未遂事件に遭遇したアメリカのトランプ前大統領が、「円安を是正すべき」などと発言したことに起因すると伝えられています。

さて、話を観光立国タイに戻します。
この円高は、タイへの日本人旅行客の呼び水となりうるのでしょうか。

タイの高レート両替商をタイムリーに比較しているサイトタイバーツ満員御礼両替所では、ここ最近の両替レートについてチャートを出しています。

こちらによりますと、1万円をタイバーツに両替した際、7月11日のレートは2,235バーツでした。
こちらを底値に、本日(7月18日)現在2,290バーツまでレートが戻ってきています。

多少戻ってきたとはいえ、これまでタイ旅行を経験してきた人たちにとって、まだまだしんどいレートだなと言わざるを得ません。

ただこの円安は悪いことばかりではありません。
聞くところによりますと、もともとハワイやヨーロッパ旅行を計画していた人たちが、円安のためコスパのよいタイ旅行に流れているという話もチラホラ。
予算のある人たちがタイ旅行に来てくれて、一人あたりのバジェットが高くなっているという見方もあるようです。

円高になれば困る企業もあるでしょうし、全方位でみんなが幸せになることは難しいのでしょうね。

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